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第40章 アルバイトに行きたい

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翌日。

北原秀次は相変わらず早く出て学校に行ったが、関中アニメ大会という一季に一度のイベントに遭ってしまった。電車の線路沿いには人があふれており、さまざまな怪物や妖怪が闊歩していた。多くの人がこの線路を乗り換えて県立体育館に向かっていた。もし彼が訓練を受けていなければ、紙切れのように押し潰されるところだった。

中国人もたくさんいた。しかし、このような状況は年に一度の春節の時期にしか見られない。通常は、駅の職員が人々をハードに電車に押し込む必要はない。彼はそうした無理な押し込みの経験がなく、ちょっと躊躇しただけで、乗るつもりだった電車を逃がしてしまった。結果として、学校に少し遅刻してしまった。

彼がドアを開けるとすぐに内田雄馬が出迎え、手に持っていたバックパックと剣袋を引き受け、満面の熱意で言った。「兄貴、来ましたね」

北原秀次は理解できず、笑って言った。「何なんだ、内田、今日は何か礼儀正しいの?」

内田雄馬はにっこりと笑いながら頭を触り、少し照れくさそうに「北原兄が僕のことを考えてくれているから、勿論兄貴に感謝しなくちゃならないでしょ!」と言いました。そして袖で椅子を拭き、また丁寧に言った。「兄貴、どうぞ座ってください」。

「兄貴、飲み物はいかが?」

「兄貴、お腹空いてない?僕が売店に行ってパンを買ってきて、まずはお腹を満たしますか?」

「兄貴、勉強ですか?本当に大変ですね、扇子を振ってさわやかにしましょう……」

彼のこうした熱心な態度に、北原秀次は少し後悔して、冗談が過ぎたと感じた。無念に尋ねた。「君、坂本純子ちゃんと連絡取ったのか?

内田雄馬は幸せそうな顔をして携帯電話を取り出して北原秀次に見せた。「純子ちゃんは本当に可愛い人なんだよ!」

純子ちゃん?それは進行が速いですね、インターネット上で知り合ってから10数時間くらいしか経っていないのではないですか?

北原秀次はスマホを受け取り、内田雄馬が既に坂本純子と友達を追加し、LINEで熱く話し合っていることに気づく。ややざっと見てみると、なんと3000以上ものディスカッション記録がある。皆さん、昨晩は本当に暇だったのですか?

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